機種名 | 撮像素子 面積比較 | 最高解像度 面積比較 | レンズF値 | レンズ焦点距離 (35mmフィルム換算) | シャッター速度 | 角度可変 モニター | その他機能 | |
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Fuji X-S1 Amazonで調べる | 2/3型 | 4000×3000 | F2.8-F5.3 | 24-624mm | 30〜1/4000秒 | ○ | 手ぶれ補正機能内蔵 945gという、レンズ一体型としては超弩級の重さ、大きさ。 |
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大きさ・重さはデジタル一眼レフカメラとまったく同じレベル。見た目は誰もが一眼レフと思うはず。新設計2/3型CMOSを搭載。2/3型を使って広角〜超望遠、マクロまでを全部お任せ、というコンセプトのモデルは他にはもう見あたらなくなってしまった。 その意味では非常に貴重な、かつ魅力的なモデル。 Amazonで調べる |
SONY DSC-HX1 Amazonで調べる | 1/2.4型 CMOS | 3456x2592 | F2.8-5.2 | 5-100 (28〜560mm) | 30〜1/4000秒 | ○ | 近接1cm〜撮影可能。上下角度可変モニター。価格の安さを考えると、お勧め 453g(本体のみ)、504g(バッテリー、メモリカード込) |
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チルトモニターと明るい広域ズームレンズに加え、高画質動画記録を可能にした万能モデル。 撮像素子をCCDからCMOSに変更したことで、「ひとふりパノラマ撮影」など、ユニークな機能も増えた。一家に一台的なデジカメ・ビデオ兼用機として便利だが、スペックはコンパクト機のWX1とほぼ変わらないので、ボディの大きさが馬鹿馬鹿しく感じられる。 (2009年4月発売)。 Amazonで調べる | ||||||||
機種名 | 撮像素子 面積比較 | 最高解像度 面積比較 | レンズF値 | レンズ焦点距離 (35mmフィルム換算) | シャッター速度 | 角度可変 モニター | その他機能 | |
Canon PowerShot SX1 IS Amazonで調べる | 1/2.3型CMOS | 3648×2736 | F2.8-5.7 | 5-100mm (28〜580mm) | 15〜1/3200秒 | ◎ | 高速CMOSで連写性能大幅UP。バリアングルモニター 585g |
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以前のS3やS5に比べると広角が撮れるようになり、最大の欠点が解消された。また、CCDに比べると処理速度が速いCMOSを採用することで、連写機能が劇的に向上した。動物園や運動会では威力を発揮するだろう。ただし、連写後の処理時間が気になるところ。 数少なくなった(というよりは、左右にも動く完全フリーアングル式は業界唯一になった?)バリアングルモニター搭載。 ほぼ同じようなスペックで、1/2.33型CCDを使ったSX10ISがあるが、どうせならCMOSを使った1ISのほうが面白い。相当重くて大きいのも欠点。 惜しむらくは、せっかくの新設計CMOSなのに、画素数を欲張ったこと。500万画素以下にしておけば画質は数段きれいになったであろうに、本当にもったいない。連写後の記録時間短縮のためにも、意味のない高画素はやめるべきだった。キヤノンはデジタル一眼でも高画素路線を続けており、このままでは「分かっている」ユーザーからは徐々に見放されるのではないか? 開発陣に高画素を命じている人たちは、いい加減に心を入れ替えてほしい。 2010年10月時点の実勢価格は4万7000円前後だったが、製造終了で後継機種も出なかったことで、価格がドンと値上がりした。店頭在庫はほとんど残っていないし、あってもプレミア価格になっていることだろう。(2008年11月発売/製造終了) Amazonで調べる | ||||||||
Fuji FinePix S100FS Amazonで調べる | 2/3型 | 3888×2592 | F2.8-F5.3 | 28-400mm | 30〜1/4000秒 | ○ | 手ぶれ補正機能内蔵 918gという、レンズ一体型としては超弩級の重さ |
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大きさ・重さはデジタル一眼レフカメラとまったく同じレベル。見た目は誰もが一眼レフと思うはず。最後の超弩級レンズ一体型カメラとして異彩を放っていたが、ついに生産終了になってしまった。2/3型CCDを搭載したレンズ一体型機として最後のモデルになったと思われる。コンセプトは現在のX-S1に引き継がれたので、無駄死にではなかったと思う。 手ぶれ補正を内蔵し、一眼レフ用レンズより明るい超広域ズームレンズ。これ1つでなんでも撮れる万能機……のはずだったが、操作性の悪さが難点だった。 テスト詳細記事は⇒こちら(2008年2月発売/製造終了)。 とんでもなく安く出ているというならともかく、新製品のX-S1を購入されることをお勧めする。 Amazonで調べる |
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機種名 | 撮像素子 面積比較 | 最高解像度 面積比較 | レンズF値 | レンズ焦点距離 (35mmフィルム換算) | シャッター速度 | 角度可変 モニター | その他機能 | |
(参考) Panasonic DMC-GH1A/K Amazonで調べる |
フォーサーズ(17.3×13.0) CCD | 4000x3000 | F3.5-5.6 | GH1A(標準ズームキット) 14-45(28〜90mm) GH1K(望遠ズームキット) 14-140(28-280mm) | 60〜1/4000秒 | ◎ |
AF速度や解像感のよさはレンズ一体型とは別世界。 標準ズーム装着時はわずか580gという軽量。キヤノンのパワーショットSX1とほぼ同じだ。 |
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中級機と大きさがあまり変わらないマイクロフォーサーズ機も参考のために入れておく。ハイビジョン画質動画が撮れるのが売り。標準ズームレンズキット(GH1A 14-45mm/F3.5-5.6)と高倍率ズームキット(GH1K 14-140mm/F4.0-5.8 )がある。 90mmでは静止画も動画も物足りないだろうから、ここはやはりKのほうか。ただ、このレンズは広角端でF4だから、静止画撮影では相当苦労する。 発売当初は、レンズキットKは10万円強したが、後継機種GH2が発売されて一気に価格が下落した。しかし、6万円以上出すなら、SONYのNEX-5Dダブルズームキットとあまり変わらない価格なので、そっちのほうが面白そう。 (2009年4月発売) 後継機種GH2は、レンズキットで10万円を軽く超えるので、よほど理由がない限り(3D撮影をしてみたいとか)購入する人は少ないのではないだろうか。 Panasonic DMC-GH1A-KをAmazonで調べる | ||||||||
機種名 | 撮像素子 面積比較 | 最高解像度 面積比較 | レンズF値 | レンズ焦点距離 (35mmフィルム換算) | シャッター速度 | 角度可変 モニター | その他機能 | |
(参考) SONY α NEX-5D Amazonで調べる |
23.4x15.6mm CMOS | 4592x3056 | F2.8(ダブルズームキット付属の広角レンズ) F3.5-5.6(ダブルズームキット付属の標準ズーム) |
16(24)mm ダブルズームキット付属の広角レンズ 18〜55(27〜82.5)mm ダブルズームキット付属の標準ズームレンズ | 30〜1/4000秒 バルブ可 | ○ |
今のところ、明るいズームレンズが出ていない。単焦点でもF2.8/16(24)mm。それならLX5のほうが、多少、写真の品質が落ちてもはるかに使いやすい。 標準ズーム(18-55mm/F3.5-5.6)をつけたときの総重量は約480gだから、マイクロフォーサーズより軽いが……。 |
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あらゆるところが中途半端な印象。この大きさで作るなら、かつてのF707のような、明るいズームレンズ一体型にしてほしかった。画素数も欲張りすぎ。
安いズボラレンズ(18-250mm)が出ていれば、常用する一眼レフの代わりとして考えられるのだが、今出ているのは18-200mmだけ。そのEマウント系準ズボラレンズ E18-200mm F3.5-6.3 OSS SEL18200 は、実売価格が7万8000円もしてしまう(2010年10月現在)。今後、あまり値下がりするとも思えない。普通のαマウント用タムロン18-250mmが2万9000円前後で売られていることを考えると、よりズーム比の小さなレンズをNEXボディにつけて使うという選択肢もありえないだろう。 ダブルズームキットの実売最安値は6万4000円前後(2010年10月時点)。マイクロフォーサーズに比べると、多少お買い得感はあるが……。 18-250mmの「ズボラズームレンズ」のEマウント用が3万円台で出た場合は、大いに購入意欲をそそられる。そのときを待ちたい。 Amazonで調べる |
『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書 カラー版 税込987円) be連載の『デジカメのキモ』で扱った写真をすべてカラーで使い、「デジカメ界の間違った常識・思いこみ・誤解」に切り込む。楽しい写真を眺め、ぐいぐい読める読み物として楽しみながら、読了後にはデジカメ撮影の腕が劇的に上がっているという、一粒で三度おいしい本。 発売初日にたちまち重版決定! (立ち読み版はこちら) Amazonで購入はこちら bk1で買う ■クロネコブックサービスで買う ■紀伊國屋WEBで買う |
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